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2010/03/31 mer.
呼吸器科の予約は2時からでしたが、その前に、 上野の東京都美術館が改修に入る最後の催し「ボルゲーゼ美術館展」を何とか見に行けないものかと、 前々から思っていました。 でも、美術展というのは、とんでもなく混んで、行列で1時間とか待つということがよくあるので、 果たして、時間が間に合うかちょっと心配でした。 予めサイトを見たのですが、特に混雑状況は載っていなかったので、 まあ心配ないのだろうと思って出かけたのですが、ビックリするほど空いていました。 チケットも待つことなく買えたし、中でもゆったり見ることが出来ました。 今回の目玉は、ラファエロの「一角獣を抱いた貴婦人」なのですが、 どちらかというと、ラファエロ好きな私で、ローマには何回か行っていながら、 ボルゲーゼ美術館には行ってないということから、 知らなかったのは私の個人的な理由だと思ってました。 ところが実は、この絵、長い間「アレキサンドリアの聖カタリナ」像として、 ある修道院に飾られてたものだそうです。 ところが随分傷んできたので、修復をすることになったら、そのガウンをまとって、 殉教の象徴である車輪を抱いた像の下から出て来た絵は全く違ったものだったのです。 それは、21世紀に入ってのことでしたから、この絵が、まだ多くの人に知られて無くても、 仕方のないことかも知れません。 この日の幸せは、こうして、好きなルネサンス前後の絵画をゆっくり見ることが出来ただけでなく、 上野のお山は、当に花盛り。 駅を降りたときから随分な人出ではありましたが、平日の真っ昼間故、 オバサンたちと、子連れのママ集団、後は学生とおぼしき人たちが、 花の下にシートを敷いて楽しんでいました。 オジサン達はカメラを構えて夢中になってアングル狙ってましたけど、 ヨッパライなど見かけることはなく、好ましい花見風景でした。 時間の余裕はあったはずなのですが、美術館でゆっくりしたのと、お花見に寄り道したのとで、 お昼を食べる時間はなくなってしまいました。 お茶の水に向かう途中で、最近始めたつぶやきに、 マイミクさんがお茶の水で呟いているのが入ってきたので、 もしかして会えるかも?と思い、やりとりしてたのですが、結局、御茶ノ水駅15分差で会えず仕舞い。 ちょっと残念でしたが、twitterの面白さが分かったような気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月06日 01時20分27秒
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