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息子が土曜日の夜に
2泊の「スキー合宿」から戻った。 学校で希望者を募って つれていってくれたのだ。 2泊もキアーレには自由な夜が舞い降りる。 ステキなことだ。 と、色々と計画を立てた。 飲みにいきたい!映画を見たい! お掃除も重点的にやりたい! しかっし、結局何もやらないのだ。 あはは。 威張るな、おい。(はあ、ちょっと後悔) その2日ぶりの息子を迎えにいくと なぜか、元気がない。 「おいどうした? 元気ないなあ」 「・・・・・・・・トイレ行きたぁ~いっ!」 どうやら、バスの中でかなりの時間を 我慢していたらしい。 引率の先生に「トイレ!」という勇気が なかったらしい。 (トイレ事情で子供同志が冷やかすのは世界共通) えーーえーーえーー 今かあ? イタリア(ミラノ)で街中でトイレを探すのは 至難のワザ。公衆トイレというものはほとんど存在しない。 あっても、汚いか壊れていて、使うとしばらくは 悪夢をみそうなほど。なので子供連れにとって トイレ事情はとっても大変なものなのだ。 家を出る前には必ず「トイレに行け」と強制し デパート等に入れば、「トイレを済ませとけ」と言うのが 癖になってしまうのだ。 近くのBARに行ってコーヒーを注文し、トイレを 借りるというのが一番手っ取り早い。 が、スキーの帰りで服装はモコモコしているし 荷物は膨大。 夜遅くて、近くに空いているBARも見当たらない。 しょうがない。 帰ろう。この時間ならタクシーで10分だ。 歩くのも辛そうな、息子。 立ちションを薦めても、いやがるお年頃。 タクシーの中の10分。彼は悲痛な顔を続けていた。 もちろん、無言。 話しかけようもんなら、睨み返される。 「わかったよ~。話しかけないよ~」 (心の中で、笑いをこらえる鬼母キアーレ・・) 家につくやいなや、靴も脱がずにトイレに直行。 「おーーい、間に合ったかい(ニヤニヤ)?」 「おおおおーー気持ちいいぞーーー」 なんと、50分近く我慢したらしい。 時計しか見るものがなかったぐらい バスの中では切羽詰まっていたらしい。 お気の毒に。でもよかったな。間に合って。 我慢した甲斐があったじゃないか。 が。残念なことに夜中から 熱を出し始めた。 疲れからか、と寝かしつけていたが ぐんぐん熱は上がる。 もしかして、トイレを我慢したから??? なんかふと、キアーレの頭にそうよぎった。 そんな感じしない??? うん、熱がでそうじゃない??? 極限まで我慢すると・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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