昨日、テレビを何気なくみていたら

ちょうど、2006年春＆夏のミラノファッションショーの時期である

ある会場で、ある女性がインタビューに

応えていた。


取材者「今度の春＆夏の流行の傾向は？」

女性「一言では難しいでしょう。
　　　女性の数だけ、流行はありますから」


ほほーーーーーーっ。


なんとも素敵な言葉だ。

そうよ、そうなのよ。

一言で「流行」といって、

「今年の色」とか、「スタイル」とか

どうしても型にはまりがちな考え方の世の中でも

結局、ちゃんと自分を解っている人は

その人の自分の「流行」があるってことなんだ。

この女性はもしかしたら、有名な「評論家」か、何かかもしれないが

この意見におおいに賛成したいキアーレである。

（って、偉そうですがその業界の人間ではありませんがね、わたくし。）



街中をぶらついて、確かに最近

「流行の色」ってやつをつかめないでいる。

去年の冬と同様に、緑や紫をたくさん見るし

もちろんそれ以外もあるし。

待ち行く素敵な女性も、スタイルから色から様々。

でも「素敵！」

って思うのは、たしかにその人に合っているからであって、

その洋服やアクセサリーではないのだ。

一体化しているその女性そのものの美しさなのだろう。

うーーーん、奥が深いなあ、やっぱり。

大人の女性・・・・永遠の課題ですな。


で、今日ぶらぶらした街中で見た

素敵なショーウンドーから。



前に、この日記で

「紫に合う色は？」って書いたことあって

そのときにもらった意見の「紫＆からし色」

まさに、それです。

コレ似合ったら、素敵だなあ・・・・と

店の奥の店員さんの睨みを無視して

写真にとってみました。

反射しててみずらくてごめんね。

それと、



女の子のファッションで「紫＆紺」。

紺って、いい色だなって思います。

紺を着ている人って、なんとなく知的に見えたりしない？

ミラノで見る女の子も、よく紺を着ています。

同じデザインの洋服でも紺にしただけで

きっちりした雰囲気に見えると思うのです。

でも、紺だけじゃ硬くなってしまうから

子供には他の色も加えて・・・それが紫。

うーーん、コレ着てる子供のお母さん、素敵な人なんだなって

想像しちゃったりします、きっと。

って、今日は街角ウォッチング日記でした。