この日記も色々と周りを
リニューアルしなければいけないところですが
それは少しずつ･･･ということで
今日は、こちらロンドンにきてまずびっくりしたことを
ご報告します。
初めてこちらの日記も目にする人には混乱させますが
我が家はミラノからロンドンに引っ越してきました。

我が家は都心の中心部から
1時間弱のいわゆる郊外に位置するらしい。

緑が多く、公園やらグランドがあちこちに
点在し、晴れていたら
「ちょっとジョギングでもしちゃったりする？」という
前代未聞な気分に思わずなってしまうような環境。

各家庭には大きさはまちまちでも
庭があって、緑を大事にしているんだなあ、と実感。

でね、でね。
引越してまもなく、大家さんから
「毎週月曜の朝がゴミの日だけど、キツネに注意するように」
と助言があった。
「え、キツネ？何いっちゃってるの（笑）？？？」

話半分に聞いていたのだが
ある夜、台所で片付けをしていたら
庭を横切る物体を発見。
目は赤く光っているではないか・・・・

「ぎょぎょぎょぎょぎょーーーーっ」



キ、キ、キ、キ、キ、キ、キツネーーーーーーーーっ！


大家さんの言っていたキツネ・・・・。
それは野生のキツネだったのだ。
日本に野良犬がいるように
ロンドンのココ郊外には
野生のキツネが徘徊しているのだ。

このキツネ（仮の名をコンとでもしておこう）
コンは、我が家の庭を当然のように、横切っている。
きっとコンにとって、我が家のこの庭は
いつもの「通路」なのだろう。

何の躊躇もなく、当然のごとく堂々と横切るではないか・・・
「まじかよーーーーーー、やめてくれぃ・・・」
だって怖いよ。キツネといったって
私は「北の国から」のホタルちゃんではないし
キタキツネのように、ふわふわ小さいわけでもなく
まさに大きい野良犬のような風貌。

私が「ぎゃーーーーっ！」と叫べば
コンは「何？何なの？脅かすなよな」
くらいの顔をして、通り過ぎる。

そして、ゴミの日の朝は
キツネたちが荒らしたと思われる
破れたゴミ袋が散らかっているのだ。

夜中には「キツネ　ＶＳ　飼い犬」の
戦いの遠吠えまで響き渡るのだ。

この事件を日本にいるおじいちゃんに
息子が報告をした。
「じっちゃん！キツネがいるんだよ♪」

「そうか、いいじゃないか。油揚げをあげるといいぞ」

「やだよ。油揚げもったいないじゃん。ぼく好きだし」

おい、そういう問題ではない。
そんな呑気なことなのか？
ロンドンの人はどうしているのだ？
キツネ除けみたいなスプレーとかあるのだろうか。

やだよーーーやだよーーー
キアーレはキツネが嫌とかではなく
突然暗闇から脅かされるという行為が
大嫌いなのだ。
お化け屋敷も入れないし
子どもに「わっ！」とかされても
マジで怒るタイプなのに
どうすりゃいいんだよ。え？え？

はあ、殺虫剤コーナーを
じっくり見てみるかなあ・・・
殺すってことはないだろうけど、
猫よけのペットボトルのような
なにかキツネよけがあることを
ぜひぜひ期待したい。

ロンドンいお住まいの方、お住まいだった方
何か防御策はあるのですかー？？？