テーマ:介護・看護・喪失(5316)
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すっごい難しい漢字の並ぶ病名。
これ、私の母の病気です。 最近テレビドラマで「1リットルの涙」というのが あったと聞きました。 見てはいませんが、そこで取り上げられた病と一緒です。 遺伝的なものです。 母の女姉妹、重さの違いはあるもののみんながかかってしまっています。 遺伝の不思議なのでしょうか。男兄弟はかかっていません。 母の父、つまり私の祖父が、この病気だったそうです。 私が生まれた年に亡くなっているので、詳しいことは聞いていません。 日に日に、神経が侵され、歩くことも難しくなり、 しゃべることが困難になっています。 いずれ、私たち子どもの代にも遺伝されるのかもしれません。 次は男兄弟がかかるのでは、ともいわれていますが 今は症状が出ている従兄弟は特にいません。こればっかりはわかりません。 幸いにも、私の父が元気で定年後は母に付いていられるので 遠い海外にいる私は、父にまかせっきりにしてしまっています。 そんな父も、色々な場面で疲れを感じているに違いないと思います。 難病で、完治する方法はないという病気と闘う母と父。 家の中に手すりをつけたり、お風呂を改築したり、 庭に出る段差をなくして、気軽に母が庭にでられるようにしたと聞いています。 「聞いている」というのは、私がその現場に立ち会っていないからです。 数年に1回しか帰国しない私。お金や子ども、ダンの仕事の都合もあって なかなか一人で帰国というわけにもいかない日々。 これでいいのか、と考えることが多くなりました。 私には兄がいます。 ワケあって、兄とはほとんど連絡を取り合っていません。 兄は両親とも、連絡を取りません。 ということは、私がもっと何かできることを みつけなければいけないのでは、と思ってはいるものの 何も出来ないでいます。逃げているようで、苦しいです。 リフレクソロジーの勉強に興味を持ったのは そんな気持ちのひとつからでした。 私の力で、母を治してあげることは 今から私が医者を目指して、研究を重ねることしかないでしょう。 少しでも、母の気持ちがラクになるのであれば 毎日マッサージをしてあげたい。と思いました。 脳を刺激するポイントがきっとあるのでは、と信じたいです。 でも、大きな病には、決して勝つことはないでしょう。 自分も完全に大人の領域に入り、 自分の親について、あらためて長期的に 考えなければいけない・・・、そう思っている人は きっと日本中たくさんますよね。 そして、今、介護に懸命に尽くしている方々を あらためて尊敬しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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