カテゴリ:おお~イギリスってすごい!
先日の日記にも書いたけど
息子が来年の9月から こちらで中学校に進学する。 その中学校選びに そろそろエンジンがかかったのだ。 「早いなあ・・」というのが 私の印象なのだが これが当たり前なお国柄なのだから 私も対応しなければならない。 中学といっても 選択肢はかなりある。 公立の中学も、 子供がバスや徒歩で通える範囲で 5,6校ある。 男子校・女子校・共学と様々だ。 それぞれが、個性のある学校で 親が「Open Day」と呼ばれる 学校見学会に参加して 選ぶのである。それがこの時期に集中する。 それ以外に、ロンドン中には たくさんの私立の中学校がある。 これは、試験に受かる、もしくは 今在籍の学校で上位になれれば 入れる、いわゆる受験校だ。 そして、息子が密かに入りたいと願っている 「Boarding School」と呼ばれる 寄宿舎の中学校がある。 こちらも、優秀な学生を募っているので いわゆる、受験校なのだ。 そして、息子には 「日本人学校」という選択肢もある。 はあ・・・・選択肢が多すぎて どうしていいのかわからない。 正直いうと、私は自分が 近所の小学校、中学校に 普通に流れて入ったので いわゆる「学校選び」というのに 経験不足だ。 とても面倒に思ってしまう・・・。 まして、中学校といったら 親の考えで選ぶ率が高いだろう・・・。 まだ、息子に「行きたい学校を選べ!」と言ったところで 彼も路頭に迷うだろう。 「仲のいい○○くんが一緒だから」と言って 選んだところで、一緒に合格するとも限らない。 私たちはここロンドンに来て、まだ半年ほどしか経っていないので いわゆる「英語力」で受験に臨むにも 限度があるだろう。 ここで塾や家庭教師をつけて がんばらせるのもひとつの方法だが (そういうイギリス人もたくさんいるのだ) 息子を見ていると 日々、学校の授業に追いつくために 努力している姿を見ていると これ以上、何かを強いるのは かわいそうになってしまう・・・。 なので、勉強力というよりも息子も私もダンも 息子が大好きな「テニス」の盛んな学校ということで アンテナを張って 学校を探せばいいのでは、と思っている。 息子が密かに入りたいと願っている 寄宿舎学校。イギリスには 五万とある。 値段もぴんきりだ。 テニスやラグビーなど スポーツに力を入れている学校も たくさんある。 しかし、もちろん、有名な学校には 入れない。イギリス人は 有名な寄宿舎学校に子供を入れるためには 子供が生まれた時点で、「いずれの入学」を 希望するため、名前を登録するというのだ。 恐ろしい・・・・日本以上の受験戦争だ。 息子は一人っ子。 兄弟をほしがった時期もあったが それはそれで、しょうがない。 なので、お友達と過ごす 「寄宿舎生活」にむろん、憧れを人一倍持っているのだ。 当然だろう。 私も彼の立場だったら 入ってみたいと思う。 本当に楽しい有意義な経験ができると思う。 受験に受かるか、落ちるかわからない。 でも、とことん親として 「挑戦」する機会は 与えてあげなければいけないだろうか・・・。 そう考えている傍らで 私は息子が日々いなくなる 毎日を思うと、さびしくなってしまう。 外食の多いダンなので、普段は 息子と2人の食事も多かった。 それが一人になる・・・・うううう・・・・耐えられる??? また、お年頃の子供を 親元から手放して 果たして、きちんと「教育」を 続けられるのだろうか。 「勉強」の部分は学校に任せられても 「性格形成」の部分は、 やはり親の役割が大きいだろう。 10代はじめの時期 子供を手放して、本当にいいのだろうか・・。 それも悩む・・・。 まあ、受かってからの心配ごとなのだから 考えたところで、と思うのだが こう、もっと 気楽に息子にふさわしい中学校が 見つからないものか、と 親の責任を日々感じるのである。 子供が成長してきた証拠だよね・・・。 はあ、親って大変だあ・・・。 その前にダン曰く 「金の問題を忘れるな」 そりゃそーーだよね。 無理なものは無理なんだ。 はあ・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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