テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:おお~イギリスってすごい!
先日、息子が通う小学校で
ビデオ鑑賞会が 行われた。 タイトルは 「sex education」 そう、性教育である。 こんな内容、日記に書いたら 変な迷惑メールが増えそうだが・・・いい体験だったので ここに報告。 今年から、この辺りの小学校では 5年生と6年生に分けて 性教育をするという。 息子たち6年生は、去年行われていないので 今年初めて。 その子供たちに見せる予定というビデオを まず親に見せなければというので 学校に集まった。 イギリスが誇る「BBC」作成の教育ビデオだ。 ビデオ内容は2段階に分かれていて はじめのパートは5、6年生用。 2つ目のパートは6年生のみ。 で、はじめのパートは 「思春期とは」という説明で 多くの思春期を迎えた子供たちを 出して、どんな気分だったか、 どんな変化があったか、などど 話させる。 出演している子供たちも 決して「優等生」ではなく 様々な人種の様々なタイプの子供たちが 「生理に対して不安だった」とか 「身体の匂いが気になり始めた」とか 「みんなが背が伸びているのに自分はいつまでも小さい」とか 「毛が生えた」とか 語っている内容は、とてもいいと感じた。 大人が通り一遍の説明を一方的にするよりも 子供の視点からの展開、というのがよかった。 女の子は生理用品を買いに行く場面があったり 男の子は、友達とデオドラントスプレーを 買いに行く場面があったり。 こうやって、子供同士わいわいと、大人になっていくんだろうなあ、って思った。 2つめのパート、6年生のみに見せられるパートは かなり突っ込んだものだった。 CGではあったが 実際にどうやって子供ができるのか、 男性のものが上向きにあがって 女性のなかに入りやすくなる。精子がでて 卵子に到着し、みたいな 説明であった。 男女のそのものの構造も きちんと説明されていた。 おお・・・・・衝撃的だ。ちゃんと説明するんだ。 言葉だけではなく、CGがついている。 最後には、母親が子供を出産する その瞬間の映像が流れた。 子供を産んだことのある私でさえ そっちの方向から、子供が産まれる瞬間は 見たことない(当たり前)の まさに頭が出てくる瞬間というのを 見た。 おお・・・・ちょっとグロイが これは真実だ。 うーーーーん、子供たちどういう風に受け止めるだろう。 いや、受け止められるだろうか。 鑑賞後、一部の母親からは 批判があった。 「見せたくない」と怒り出す母親もいた。 子供の産まれる瞬間の映像はどうなのか、という 意見も多かった。 でもこれは真実だ。うその映像ではない。 うーーーん、正直、衝撃的だったけど私はこれでいいのかなと思った。 ただ、コレをみた後の 子供のケアが大事なのではと、すごく責任を感じた。 そして、子供がここまで成長したんだ、という実感を感じた。 実際に、子供たちが見る際には 男の子と女の子に分かれ 男の子には校長先生(男性)が 女の子には担任の先生(女性)が 教えるという。 子供たちからの質問はなんでも受け、答えるつもりだと 先生は真摯な態度だった。 今の日本での「性教育」の場面は知らないが 昔とは違うのだろうか。 いわゆる保健体育の授業の内容で 絵での説明はあったが、究極の部分は きちんと説明を受けず、 学校の先輩とかから、教えてもらった覚えがある。 なので、私はこういう内容を きちんと絶対的な存在の先生から 教えてもらい、 その後、先生や親に対する目が 変わらずにあってほしいと願う。 何が心配って・・・ 子供にその後、いろいろ質問されれば 何でも答えるけど 質問されずに 私たち大人に対する「興味本位の目」が でてしまったら・・・・ ここは、男親の出番かなと思った。 うちは息子だからね。 男親と一緒にお風呂に入って語るもよし 彼女ができたら「避妊とは」を教えるのも 男親がいいだろうし。 一緒に最初は買ってあげたりできたら最高だろうな。 ううーーーーーすっごく責任感じる。 どきどきする。 不安もいっぱいだけど なんとか息子が いいカタチで乗り越えてくれたらいいと思う。 「むっつり」にはならないでほしい・・・ そればかり気になってしまう 今日この頃・・・。 性犯罪という言葉も 最近耳にすると 恐ろしいから・・・ここは正念場なんだと思う。 子供に対する親の責任だろうね。 こうやって、子供とともに 親も親として成長するんだね。 今後はダンと少しは 仲良くしている様子を 息子にも見せないといけないのかなあ。 いいカタチでね・・・。 ああ・・・難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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