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2011/03/11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
地震の時は鉄筋コンクリート5階建ての1階にて働いていました。
この日の二日前にも震度5がありましたが、仙台に住んでから震度5を数回経験し、
慣れてしまっていました。この後続いてM9.0というとんでもない地震がくるとは
全く思わないくらい慣れてしまっていたのです。

地震発生時は机に掴まり、危ないガラス天井の下にいた人を
天井の低い所へ呼び寄せるのが精一杯。
ものすごく長い間揺れたので、「いつ止まるの?」と何度も思いました。
まるで電車に乗っているような揺れです、大げさではなく。
・・・電車の方が静かかもな。

あまりにも揺れが長く、落下物も心配になり、そして「出口はどうなってる?」と思って
咄嗟に倒れていたパーテーションを押し戻しながら出口を目指しました。
自動ドアは律儀に働いてました。ああいうとき鬱陶しいですね、すぐに閉まって。

更に外側の手で押す扉を必死に押さえ、揺れが一瞬収まったときに
「こっちから外にでて!!」と中に向かって叫んでいたと思います。
人がひとかたまり外に出たあと中を見てみると揺れてないのに
テーブルの脚につかまったままのご婦人がいました。大丈夫ですか?と声を掛け手を握って
外に連れ出し、みんなのいるところにいてね、と伝え、ビルを見上げてみました。

外に出てしばらく、ヒザの震えが止まりませんでした、恐怖で。

外れて落ちそうになってる3階のガラス窓、雨水が流れるところに
かぶせてある鉄の重いフタがはじけ飛んでいました。
ビルは地下が空洞になっているのですが、1階の地面のある場所では下に抜けてて
地下が見えるような状態に。タイル張りの床もたくさん亀裂が入っています。
近所の店の看板がついてる電柱のようなポールも地面から曲がっているところも。

外に30分くらい待機してる間にも何度も余震が来ました。寒かった。
その日は夕方までのパートだったのですが、
・帰宅手段も不明 その時点でJRは不通だと個人的に判断
・このあと土日で、家に帰れるなら歩いてでも帰った方がいい(経験有り)
・靴や着ているものも問題ない
ということで、知人宅をたどりつつ帰路につくことにしました。
ロッカーには数人組で戻ってコートやバッグを取りに行きました。

歩いて着いた1件目は小学生がいて、そのお迎えに行ったらしく不在、
書き置きを残してすぐ次の所へ動きました。

歩く途中、古い商店街で、結構古い家々もあるところを通ったらガス臭い。
小走りに立ち去りました。

広瀬川沿いを街に向かって歩いてましたが夫からメールが入り
「職場まで来たけどどこにいるの?」と。折り返し電話したら奇跡的につながり
待ち合わせ場所を決めることができました。そして「川沿いは海水の逆流があるかも
しれないから離れろ」との指示も。

待ち合わせ場所は職場から地下鉄で言うと三つ目。知人のマンションの前。
外から見ると知人宅の玄関脇の窓が開いてる?なぜ?行ってみたら不在。
よく分からないまま、そこの玄関前で30分くらい待っていると知人が帰宅。
抱き合いました。こわかったねーT.Tって。そしてすぐ夫登場。今度は
3人で輪になって踊りました。よかったねぇT.Tって。

知人も一人で部屋に入るのは怖いだろうということで誰か家族帰ってくるまで一緒に
車の中にいようか、ということにしました。
そしたらそこの次男が山形から奇跡的に到着。
その知人宅は6階ですが、もちろん室内はひどいことになってました。
まず、玄関では全ての靴が開き扉から外に飛び出てるし、玄関脇の引き違い窓は
鍵をしてなかったので勝手に開いた模様。室内は見ませんでした。

その後夫婦で車に乗り、286号線を西へ。途中で建設会社の3階建てビルの2階部分が
一部つぶれている状況を見ました。街は真っ暗。コンビニに寄る?と考えましたが
やめました。停電してたし、車列から出るのは何だかイヤだったので。

途中ガソリンスタンドを探しましたが皆無。もしくは左車線が混んでると思ったら
その先はスタンド渋滞。
うちは、家を出るときから赤ランプだったそうです。
結局、これを書いている3月19日現在も給油出来てません。

帰宅して、部屋の中をみて想像通りでした。
建物としては南西がかなり衝撃を受けたんだろうなという印象。
細かくダメージを受けているだろうけど住めるので、文句なし。どうにでもなる。

・幅200センチ高さ180センチの書棚は前面下部に
 くさび形のゴムを入れてたので倒れず、中身は全部出た。
・幅90センチ、高さ200センチくらいの食器棚は各段にゴムマットを敷き
 食器が飛び出ないようにし、ガラス面には飛散防止フィルムを貼っていた。
 それでも開き扉が開いたんだろうが、カップや皿など壊れて20点くらい処分。
 たいしたこと無い。
・冷蔵庫は天井との間に突っ張り棒1本かませていたのが、
 はじけ飛んでいたが冷蔵庫は動いてなかった。
・仏壇は上下に分かれる作りだったのを引越のときに青いジェル状の粘着剤で固定し、
 上部は突っ張り棚を渡しておいた。遺影や位牌は飛び出たが、仏壇自体は倒れず。
 花瓶は倒れて水がぶちまかれた。
・2階に重くて大きな姿見があるが、倒れてなぜここに?という所にあった。
 同じ部屋のテレビも台ごと動き、東を向いてたはずが、南を向いていた。
 台と薄型テレビは固定済み、無傷。
・1階のテレビは32型ブラウン管のやつでしたが、無傷。固定はやはり青いジェル。
 テレビは3月に買おうかと思ってたのでした・・・。
・脱衣所の簡易棚や洗面所の棚、勝手口の棚も外れて、中身がぶちまけられてました。

その日の夜は、そうそうご飯を18時にセットしてたので、
夕食は・・・・何を食べたっけ。私は何も食べなかった。食べる気にならなかった。
あの人はどうしてるだろう、津波はどこまで?とか考えがぐるぐると。

夫は家で寝たくないというので、車中泊。
この日は車の窓の防寒対策とか考える余裕もなく、寝袋をかぶり、
オーバーをかけて運転席、助手席を倒して寝ました。
余震がたくさんありました。早く明るくなればいいな、と目が覚めるたび思いました。





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Last updated  2011/03/19 02:52:37 PM



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