新・長老日記

朝、カミさんとチビはバーベキューに出かけていった。その後ちょっとしてから自分もそろそろ出ようかなと思った時、来客。誰かと思ったらチビが歯を折った時の、なんと言うか、相手側の子のお母さんであった。申し訳ないという話を聞いているうちに何だかこっちも申し訳なくなってくるが、また相談することもあると思うので、とりあえずは来てくれたことに感謝の気持ちを伝えた。
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それからカーディーラーに行って車の正式発注依頼。今の見込みではおそらく納車は３月だ。久しぶりのことだが、やはり車を買うというのはけっこうおおごとである。ついでにタイヤもスタッドレスに履き替えた。帰ってから、ちょっと出遅れたが布団干しと掃除をする。そして頼まれごとだが、カミさんのお母さんの命日がおとといだったので、家にあった塔婆と花を家の近くのお墓に持っていく。歩いていったが、考えてみると寺以外で塔婆を持って歩いている人というのはあまり見たことがないことに気づいた。宇都宮環状線という割と大きな道路沿いをリュックをしょって歩いたり横切ったりして行くのだが、またやっちまったかという気がしないでもない。でもまあいいじゃない。
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そう最近、カミさんが買っておいてくれたのだが「ご先祖様はどちら様」という本を読んだ。前にも書いたが著者の高橋秀実さんは自分の高校柔道部の１年上の先輩である。本は、正直今回はあまり面白いとは思わなかった。ただ、これは素人の見方だが、この作者の特徴だと思うのだが、実に丁寧に取材をしているように思える。そして自分にとっては、高校時代はそんなに気軽に口を聞くことはできなかったが、昔の話も出てくるので、あの人はこんなことを考えていたんだ、というその著者に対する興味、については個人的に面白かった。この人は「Ｒ２５」というフリーペーパーの巻末で石田衣良という人と交代で隔週に文章を載せています。
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また話が飛んだが、お墓に塔婆と花を置いてくる。そこは小さな霊園の一番端になるのだが、霊園の壁と他の敷地の壁にはさまれたような狭い場所から菊がわんさかと咲いている。多分枯れて捨てた菊の種が発芽したんだと思うが、日も当たらないような場所から、色とりどりの菊が見事に咲いている。今度はこれを仏様のお花にしよう。
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昼は近くにあるモスバーガーで食べた。ゴマだれチキンバーガーとエビカツバーガーとクラムチャウダー。おいしかったが、メニューを見ていたらスイーツセットなるものがあることを知り、値段的に何かずいぶん得なような気がして（ようするに食べたかったのだが）ホットプリンとなぜかまたクラムチャウダーのセットを食べてしまった。とりあえず時間はフリーなので少し歩こうと思い、天気も良かったが、気がついたら２時間くらい歩いてしまった。これを健康というか徘徊というかはとらえ方次第かもしれないが。さてさてこの程度の話はなかなかつきないが、明日はおそらくもっとドラマ性のあるイベントが待っているはずなので、オレも無事帰宅、そしてカミさんとチビも疲れたみたいだが無事バーベキューから帰ってきたというところで終わりにしておこう。

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字数が多い。
2021-5-26