新・長老日記

私の母は今はもう会話をすることができないが、

昔から不思議な人だと思っていた。


多分自分もそうだけど。

母は確か2才の時に実の母親がなくなり、

それから新しいお母さんを迎えたと聞いている。


母は3人姉妹の末っ子だった。


新しいお母さんと末っ子の母は、

多分小さかったからかうまくいったらしいが、

上の2人とはダメだったようだ。

よくある話かもしれないけれど。


そしてその3人の仲もどうだったか。


私にとって、しかし母は若い時は働き者だったような気がする。

ただ片付け、整理することがダメだった。


そして世間並みかどうかは知らないが、

よく父とケンカしていた。

自分がかなり小さい頃だと思うが、

記憶がある。


もちろんいい思い出もあるが。


ただ不思議なことに、

私は母と手をつないだこととか、

抱きしめられた記憶がない。


嫌っていたとは思えないが、

多分スキンシップが苦手だったのではと思う。


あまり確かな記憶ではないが、

私が生まれて2ヶ月くらいか、

母が育児ノイローゼ？になって私が東京の父の実家に預けられたような記憶、というか聞いた記憶がある。


どうもけっこうパニックになりやすい気があったように思う。

何かイヤなことばかり書いているみたいだが、

もちろん育ててくれた人である。


もしかしたら私の変わり者の元を作ってくれた人なのかもしれない。


母の日にカーネーションなんて、

送ったことなかったな・・・