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カテゴリ:愛読書
129.凶鳥(まがとり)の如き忌むもの 怪異譚を求め日本中をたずねる小説家・刀城言耶は瀬戸内にある鳥坏島の秘儀を取材しに行く。島の断崖絶壁の上に造られた拝殿で執り行われる“鳥人の儀”とは何か?儀礼中に消える巫女!大鳥様の奇跡か?はたまた鳥女と呼ばれる化け物の仕業なのか? ミステリーとホラーの両方の要素を持ち合わせていますね。 前作もラストが面白かったのですが今回も後半はぐいぐい引きこまれました。 ただ慣れない言葉や単語が沢山出てきてそれに対する説明も多いので 前半はちょっと辛抱が必要です。 そこさえ超えてしまえば衝撃のラストまで一直線という感じです。 それにしてもいろーんな伏線が張られていて、最終的にはすごく 納得させられる結末だなあと思いました。 主人公言耶がなかなか味のあるキャラクターです。 一つ希望としては建物の見取り図がないのが辛い。 密室系の作品は見取り図がないとなかなか想像し辛く難しいです。 頭の中で一生懸命思い浮かべては見たのだけれど・・・・。 こういう時って頭が理系に出来てないことを残念に思います(^^ゞ ※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~※~ 余談ですが、TOPのフリーページに読書リストを設置しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月12日 17時29分57秒
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