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カテゴリ:愛読書
あなたの余命教えます 135.あなたの余命教えます 中堅電機メーカーで部長代理をしている永関恭次(56歳)は、定年を4年後に控え、妻と一人娘と平凡に暮らしていた。そんなある日、国際アガスティア研究所という組織の存在を知る。そこでは、ゲノム解析、予防医学、そして、データマイニングの高度な技術から人間の正確な「余命予測」ができるという… なんとなーくタイトルが気になって手に取ってみた本です。 あまり期待してなかったんだけど読み出すとこれがなかなか意外と 面白くてどんどん引きこまれて、文章も読みやすかったので あっという間に完読してしまいました。 ただ読む人によっては語り手がころころ変る語り口に多少 まどろっこしさを感じることもあるかもしれません。 私はすぐに慣れたので平気でしたが・・・。 ミステリーとも違う、SFとも違うんだけど何か先が気になって しまう本って感じかなあ。 最終的にはちょっと尻すぼみな感じもあるんだけど 逆にそれがリアルと言えばリアルなような気もしました。 もしも250万円で自分の余命を知ることが出来るとしたら みなさんは知りたいですか? (あ、割引もあるみたいだけど(^^ゞ) 私はやっぱり根性無しだから知る勇気がないなあ・・・・。 正直そんなの知ってしまったら呪縛でしかないよなあと思います。 お話の設定でどうしても納得出来なかったのは本人の同意なく 他人の余命予測までしてしまうこと。 それは、駄目でしょう。 というか、絶対に認められないでしょう。 なのでそこだけどうしても納得出来なかったなあ・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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