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カテゴリ:愛読書
藤田嗣治「異邦人」の生涯 152.藤田嗣治「異邦人」の生涯 華麗な伝説に彩られたエコール・ド・パリの寵児は、帰国後なぜ「戦争画のスター」となったのか?戦後フランスに帰化し、二度と日本に帰らなかったのはなぜか?独創的芸術の変遷、苛酷な運命、そして魂の彷徨。未公開資料を駆使して「巨匠の真実」に迫る。 7月からレオナール藤田展がこちらの方で開かれるので 是非その前に予習をしておこうと思い読みました。 フランスでは絶賛されながら日本では認められず、最後は国籍を 捨ててしまいフランス人になりながらも最後まで故郷日本を 忘れられなかった藤田嗣治。 最初は猫の絵を沢山書いているので興味を持ったのですが 独特のタッチが何とも西洋と和が上手く混ぜ合わさっていて 何となくアニメ画チックにも感じられる作品もあったりします。 戦争画は生々しいですけどね・・・・・。 恋愛に関しても落ち着くまでにとても時間がかかり 何度も結婚と離婚を繰り返しています。 最終的に日本人の女性と生涯を共にし、余生は穏やかだったのでは ないかなあと思います。 レオナール藤田が日本で認められるようになったのはごく最近とのこと。 彼が生きている間にそうなれば良かったのになあと思います。 繊細且つ大胆な絵にとても魅了されます。 生で見るのが楽しみになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月26日 00時40分56秒
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