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ちびえみ。

ちびえみ。

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2008年06月28日
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カテゴリ:応募系
もうだいぶ前になりますが「余命1ヶ月の花嫁」を見ました。
ナースをしていたこともあり医療系の番組は必ずチェックしています。
先日(と言っても1ヶ月以上前だけど)再度放送されていたのを見て
美しい花嫁姿と強いまなざしと最後まで弱音を吐かない優しさに
とても胸を打たれました。

まだまだこれからの人生と思っていたはず。
やりたいこと、沢山あったはず・・・。
ガンにさえならなければ・・・。
誰しもがどうして千恵さんじゃなければならなかったのかと
思ったと思います。

ガンというのは不思議な病気です。
ウィルスや菌に感染する訳ではなく自分の中に出来た異型の細胞が
どんどん増えていく病気。
発生のメカニズムについては諸説いろいろあるけれど
これをしたら癌にならないって決定的な予防策はありません。

じゃあどうするかというと、早期発見
これに限ると思います。
早く見つければ今の医学でガンを治すことが出来ます。
みんな頭の中では解っているけれど
「まさか、私がなるはずがない」
って気持ちが強いんじゃないかなあ。

検査って楽しいものじゃないし、結果が出るまでは不安で
不安でしょうがないし。

私も先日、脳外科で検査をしてきました。
腫瘍の疑いで(良性ですが)
結果が出るまで本当に怖かった。
例え良性で切除すれば治るものだと解っていても
それでも頭の中に腫瘍がもしあったとしたら・・・って思うと怖かった。

千恵さんの恐怖なんてこんなものじゃなかったと思います。

私は子宮癌の検診は定期的に行っているのですが
(母も子宮癌にかかったこともあり気になります)
乳癌の検診はまだ受けたことがありません。
母は検診で癌が見つかり早期発見出来て手術をしてから
もう20年以上経ちますが元気にしています。
私もあと数年で母が癌になった年齢になります。
そう思うときちんと検査をしておかなくてはって気持ちが強くなります。
この番組を見て乳癌検診もきちんと受けなければ・・と
思っていたのにやっぱり足が遠のいています。
でも行かなくちゃね・・・・。

病院で働いていつも病気と向き合い、沢山の死を看取ったけれど
20代の頃は自分の健康には本当におかまいなしでした。
30代になり愛する人と家庭を築き、失うのが怖くなるものを手に入れて
初めて死が怖いものだと思うようになりました。

愛する人と離れることの恐怖。
愛する人に忘れられる恐怖。

病気が怖いというよりも、こういうことが怖くなりました。

自分のため、家族のため、私を必要としてくれる人のため、
常日頃健康に気をつけて定期的に検診を受けること。
面倒でも怖くても自分の身体としっかり向き合うこと。

もちろん、私が愛する人たちにも検診を強くすすめたいと思います。
友達にも家族にも。

それでももし、自分の命があとわずかだということが解ったら
たぶん最初は混乱して受け入れられなくて、怒って泣いて疲れて
諦めて最終的には認めることになるんだろうけど、
千恵さんのように、最後まで強く生き続けたいなって思います。

今日一日を大事に生きること。

生きるってこの積み重ねなんだなって千恵さんに教えられました。

書籍の方も読みましたがまた涙が止まりませんでした。
テレビを見たかたも見ていないかたにも読んでほしい一冊です。


余命1ケ月の花嫁

この世に生を受けた日から、その道は死へと続いている

それは、世界中の全ての命あるものに与えられた平等

その日がいつ来るのか誰も知らない

知らないから、今日を生きる

一生懸命、生きる

明日が来るかどうかなんて誰にも解らない

だから今を、生きる

今という時間はなんて愛しくて大切で輝いているんだろう

うつむく時もあるけれど

出来るだけ前を向いて

今日も笑って1日の終わりに感謝しよう

毎日が特別な今日という日


TBS系「余命1ヶ月の花嫁~千恵さんが残したもの~」放映から一ヶ月・・・

TBS系「余命1ヶ月の花嫁~千恵さんが残したもの~」放映から一ヶ月・・・











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最終更新日  2008年06月28日 23時31分16秒
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