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カテゴリ:愛読書
ツバメ記念日 164.ツバメ記念日 めぐりびな/球春/拝復、ポンカンにて/島小僧/よもぎ苦いか、しょっぱいか/ジーコロ/さくら地蔵/せいくらべ/霧を往け/お兄ちゃんの帰郷/目には青葉/ツバメ記念日 季節風、シリーズになっているようで夏も発売されていますね(*^_^*) 春は出逢いとか旅立ち、別れどがテーマになった優しい12編で構成されています。 離れてから解る故郷の郷愁や両親の暖かさや 亡き人との思い出などが綴られた短編集です。 温かいけどどこか寂しくて、懐かしくて優しくて そんな思い出のお話が多いなあと思いました。 短編なので重々しさはほんの少し。 でもやっぱり重松さんの作品らしく少しほろっとしてしまいます。 一番胸にずしんときたのは最初の「めぐりびな」 亡き母が買ってくれたひな人形にまつわるお話です。 私はひな人形を買ってもらえなくて(^^ゞ なのでひな人形ってすごく憧れているんです。 どのお話も最後は心がぽかぽかと温かい風に包まれます。 春ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月29日 22時26分16秒
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