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カテゴリ:愛読書
さようなら窓 175.さようなら窓 さようなら、までの12章。二度と戻らない二人だけの時間。「きいちゃんが眠れないんなら、なにか話をしてあげる」ゆうちゃんがくれた、やさしい不思議な物語たち。 前の作品の「とりつくしま」もそうだったのですが 何だかとってもファンタジーな感じで(今回は現実的なお話なんだけど) なんか切ないんですよね~。 きいちゃんが眠れない夜、お話をしてくれるゆうちゃん。 髪を切ってくれる美容師のゆうちゃん。 再婚したお父さんをお父さんと呼べないきいちゃん。 実のお父さんのこともあまり好きになれないきいちゃん。 家を逃げ出してきたきいちゃんを優しく温めてくれるゆうちゃん。 でもそんな二人の生活に変化が現れて・・・。 人を想うということは簡単なことのようでなんて難しいんだろう。 最後にお互いを好きだと想いながら、二人で出す結論もなんだか とても切ないのだけれど、でもとても前向な終わり方です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月10日 23時48分44秒
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