|
カテゴリ:愛読書
189.楽園 「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。 「模倣犯」に登場した前畑滋子が今回も物語の主人公です。 「模倣犯」を読んでなくても楽しめるけど出来れば、「模倣犯」を 読んでからの方がより臨場感や主人公の痛みを共有することが出来るのでは ないかと思います。 今回は後半はもう一気に読みました。 前半は、ちょっと休み休み、だらだらしてたんだけど(^^ゞ 長いけど、最後まで飽きさせない。 さすが宮部さんだなあって思いました。 ただ、ちょこっとだけ個人的には残念なところがあったかなあ・・・・。 ラストはとてもいいですね。 こういう終わり方がとても好きです。 そして「楽園」というタイトル。 なるほど~と思いました。 ネタバレになるので深くは書きませんが・・・。 それにしてもこの「楽園」昨年の年末に図書館に予約入れて 順番がまわってきたの約7ヶ月後。 長かった・・・・。本当に首が長くなるほど待ちました。 でも待っただけあって、面白かったです。 十分堪能させていただきました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月25日 00時14分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[愛読書] カテゴリの最新記事
|