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カテゴリ:愛読書
207.新世界より 子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。 上下巻合わせて1000ページを超える大作です。 読み終えたあと肩がコチコチになってました(^^ゞ この著者の作品を読むのは初めてだったのですが文章はとても読みやすいです。 最初、この「呪力」の世界観になかなか慣れなくて、物語に入り込めなかったんだけど じょじょに世界を理解していき、面白くなってきました。 自分の中では上巻の中盤~後半が一番面白かったです。 下巻も面白くなくはないんだけど、あまりはまらなかったな。 何か気持ち的に消化試合っぽく読んじゃいました。 世界観は嫌いではないのだけれど、下巻はなんとなく予想がつく展開だったのが残念です。 そして謎もあまり解けなかったし、これからの未来がどうなるのかも 解らないというのもちょっと不完全燃焼かなあ・・・・・。 私的には上巻の流れを汲んで、主人公達自身でその世界観を変えていくような展開を 期待してたんだけど・・・・。 面白くないわけでもないんだけどなんか物足りないと感じてしまいました。 読む人によってはものすごく面白い作品だと思うし はまる人はめちゃめちゃはまる作品でもあると思います。 こういう類の作品が好きか嫌いかにもよりますね。 私はファンタジー小説をあまり読み慣れてないのでこういう感想なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月14日 14時09分37秒
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