小さな宝物

夏になるとなんとなーく怖い話が話題になるのは
やっぱり暑さを紛らわそうとしているからなのかなあ～。

私は病院で働いていたので、病院にまつわる怖い話は
ちょくちょく聞きましたが自分が怖いと思うような出来事には
あまり出会ったことがありません。
元々霊感もないし、金縛りすらあったことないし(^^ゞ

ただそんな霊感のない私でも「不思議だなあ・・・」って
思う出来事に遭遇したことはあります。

例えば昼間亡くなって誰もいないはずの病室からナースコールが鳴ったりだとか・・・。

必ず誰かが亡くなる前にチカチカする蛍光灯があったり・・・・。
（取り替えても取り替えてもそうなってしまうのです）

病院だと必ずこういうことはあるんじゃないかなあ・・・。
でもこういうのって慣れちゃうんですよね。
あ、まただ・・・・みたいな感じで。

ただ霊感の強い看護師さんが「誰々さん（亡くなった患者さん）がついてるよ」
みたいなことを言うのがいやでした。
定期的にお払いしていた人もいました。

あと新人ナースへの洗礼みたいな感じで真夜中に一人で
亡くなった患者さんの死後処置をしたときは怖かったですね～(^^ゞ
あれってやっぱりいじめの一種みたいなものなんだろうなあ・・・。

でも病院で働いてて一番怖かったのは、退院を強要した患者さんが
ナイフを持ち出して看護師さんを人質に取り、逃げようとした時だったんですけどね。
（内科で働いていたときの出来事です）
やっぱり幽霊より生身の人間の方が怖いです。