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カテゴリ:愛読書
のぼうの城 209.のぼうの城 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかで最後まで落ちなかった支城があった。武州・忍城。周囲を湖で取り囲まれた「浮き城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約2万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず、僅かの兵で抗戦した城代・成田長親は、領民たちに木偶の棒から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。城代として何ひとつふさわしい力を持たぬ、文字通りの木偶の棒であったが、外見からはおおよそ窺い知れない坂東武者としての誇りを持ち、方円の器に従う水のごとき底の知れないスケールの大きさで、人心を掌握していた。 最近、戦国物ってずっと読んでなかったので、最初その世界観を 理解するまでなかなかページが進まなかったのですが 1/3くらい読み終えた辺りから面白くなってきて あとはもう最後まで一気読みしました。 長親始め、忍城の家臣たちがとても魅力的に描かれています。 これはまさに戦国エンタテイメントという感じ。 ただしどちらかというと初心者向けかな。 読み慣れてる人だとちょっと物足りなく思うかも。 こちらは、映像化するために書かれたって感じの作品ですね。 頭の中でいろいろと思い浮かべながら読むことが出来ます。 面白くてすっかり私ものぼう様の魅力に取り憑かれてしまいました(*^_^*) また読んだあとその場所を訪ねたくなる作品ですね。 埼玉県行ってみたくなりました♪ 行田市近辺の方はなお楽しめる作品でしょうね~(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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