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カテゴリ:愛読書
傀儡 216.傀儡 鎌倉時代、自らの顔の肉を削ぎ、北条氏への呪いの言葉を残して、山中に消えていった武者がいた。九年後、関本宿近くの墓場を通り過ぎた傀儡女は、暗い穴のような瞳を持つ瀕死の女と出会う。傀儡女と一夜を過ごす、鶴岡公暁と名乗る武者。瀕死の女を救った、藍色の目の僧。鎌倉に、そして日本にかけられた「死の呪い」を解く、歴史長篇小説。 まだこの手の作品を読み慣れていないせいか、読めない漢字や 意味がわからないことが多くて時々ストップ(勉強不足ですね(^^ゞ) 話は鎌倉時代の宗教が一連のテーマになっている感じ。 民衆が宗教に求めているもの。 世は混沌とし民衆は貧しい生活や軽々と命を奪われる苦しみから どう逃れていくのか・・・。 そこに宗教がどう影響いていくのか・・・。 どうやって宗教が広まっていったかが想像出来るお話です。 坂東さんの作品は本当に独特の世界観がありますね。 でもいぬと山太郎が生きて逢えなかったのは本当にとても切なかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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