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カテゴリ:愛読書
わたしの赤ちゃん 238.わたしの赤ちゃん 敗戦後、旧満州から引き揚げた女性の悲惨な実態。収容所で敵兵に輪姦され、妊娠し帰国。保養所で堕胎手術を受ける。そのとき聞いてしまった産声を心身に焼き付け生きる人生を描いている。著者の知人が経験したことの聞き書き。 読んでいて戦争っていうのは本当に人間を悪魔にしてしまうのだなあと 思いました。 ずっと隠されていた戦争の悲劇。 この女性は結婚も子供を産むことも拒む人生を送りました。 ずっと子供の事を忘れずに生きています。 そして今もどこかの国で同じように苦しんでいる女性がいるのですよね。 決して過去の物語ではないのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月19日 22時27分25秒
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