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カテゴリ:愛読書
ラン 240.ラン 引っ越してきたばかりの「私」は、相棒の自転車を買った自転車屋さんに通ううち、店主の紺野と自分の境遇が似ていることを知り…。 森絵都さんの本は初めて読んだんですが、とっても読みやすい文章ですね。 このお話は、ひとりぼっちの「私」がひとりぼっちの自転車屋さんから 自転車を買うところから始まります。 「走る」話だと聞いてたので途中まで一体こっからどうやって走るんだろうって 思ったらどんどん話が突拍子もない展開に。 最初はなんだかついていけなくて、なかなかページが進まなかったんだけど 走ることに真剣になり始めたところあたりからは、すいすいと読めました。 なんといってもドコロさんがいいですね。 このちょっと得体が知れないんだけど何か凄そうなタイプ。 40km走るなんて私には想像もつかないことだけど。 そんなに爽やかな物語ではないのだけれど、読後感はとても爽やかです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月21日 15時12分24秒
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