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カテゴリ:愛読書
黒いカクテル 242.黒いカクテル 世の中には、どんな些細な出来事も、語り口ひとつで冒険や、心臓へのひと太刀に変えられる、すばらしい能力を持つ人がいる…。こう語り出される表題作をはじめ9編を収録。キャロルを読む者はいつも、ふと顔を上げると、何処とも知れぬ場所に置き去りにされた自分に気づく。読んでいたはずの物語さえ、唐突に別の何かに姿を変えているのだ―砂漠の車輪や、ぶらんこの月に。 正統派のミステリー。 読んでいると全くの別世界に引きこまれます。 何が現実なのか解らない、不思議な世界へと呼び寄せられます。 どの作品も面白かったです。 短編なので読みやすくでもしっかりと物語に強弱がありますね。 中でも「くたびれた天使」と「フローリアン」と「砂漠の車輪、ぶらんこの月」が 私は好きでした。 これで桜庭一樹さんとのシンクロ率が少し上がったかな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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