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カテゴリ:愛読書
夏から夏へ 257.夏から夏へ 『一瞬の風になれ』の著者が、400mリレーに賭けるアスリートたちを世界陸上2007から北京オリンピックまで取材し、その選手たちのドラマを書き下ろす。 100m10秒を切れない選手が100mを4人でバトンを継げば平均して10秒を切ることができる。しかし、ギリギリのバトンの連携は失敗や怪我の危険と常に隣り合わせなのだ。ここにドラマがある。 東海大学准教授の高野進氏の協力を得、末續慎吾、朝原宣治などに取材、またその高校時代の陸上部の先生にも話を聞きながら現在にいたるアスリートたちの軌跡を追う。そして五輪の舞台で彼らアスリートたちは…。 とっても良い本でした。 北京五輪で見事銅メダルを獲得した4人の選手たちの軌跡と 四継の魅力が伝わってきました。 読んでて本当にアスリートと呼ばれる人たちは凄いなって思いました。 佐藤さんの目線が私みたいなスポーツ選手に憧れる一般人的目線で しかも言いたいことをずばっと的確に書かれていてやっぱり 書く仕事をしてる人は凄いなあって思いました。 リレーってすごく感動するけれど、それを表現するのってなかなか 難しいですよね~。 そして何よりこの4人の絆というか信頼がすごいなあって感動しました。 4人の陰にいる小島さんというサブメンバーの存在の大きさも 知ることが出来ました。 朝原選手にとっての最後の大舞台。 みんながつないだバトンの重さをひしひしと感じました。 やっぱりいいですね~、四継。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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