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カテゴリ:愛読書
277.名前探しの放課後 「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。―自殺、するんだ」「誰が、自殺なんて」「それが―きちんと覚えてないんだ。自殺の詳細」不可思議なタイムスリップで三ヵ月先から戻された依田いつかは、これから起こる“誰か”の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと“放課後の名前探し”をはじめる 今までの辻村さんの作品もリンクしていることが多いのですが 特にこの作品は過去の作品を読んでるか読んでないかで非常に 印象が変わってしまう作品だと思います。 是非、今までの作品を読んでからこちらは読んでもらった方がいいと思います。 名前探し・・・・なるほどなあって思いました。 そうきましたか・・・・・。 エピローグはとっても驚かされました。 ネタバレになるので書けないのが悲しい・・。 でも本当に驚いちゃったです(^^ゞ 考えたら伏線いっぱいなのにね。 前半からなんか妙なおさまりの悪さを感じさせるんだけど 後半で一気にその理由がわかります。 私の場合辻村さんの作品はいつも真ん中くらいでちょっと中だるみしちゃうんだけど 後半一気に引き込まれるってパターンが多いです。 過去と向き合うこと。 そして前を向くこと。 いつもこの2つのメッセージを辻村さんの作品から受け取っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月05日 17時36分06秒
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