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カテゴリ:愛読書
破裂 278.破裂 医者の診断ミスで妻を傷つけられた元新聞記者の松野は、“医療過誤”をテーマにしたノンフィクション執筆を思いつく。大学病院の医局に勤務する若き麻酔科医・江崎の協力を得て、医師たちの過去の失敗“痛恨の症例”や被害患者の取材を開始した。その過程で、「父は手術の失敗で死んだのではないか」と疑念を抱く美貌の人妻・枝利子が、医学部のエリート助教授・香村を相手に裁判を起こす。が、病院内外の圧力により裁判は難航。その裏で医療を国で統制しようと目論む“厚生労働省のマキャベリ”佐久間が香村に接触を始める…。枝利子の裁判の行方は?権力に翻弄される江崎と松野の運命は? 「廃用身」がすごく面白かったのでちょっと期待しすぎちゃったかな。 最初なかなか入り込めず中盤までは読むのに時間がかかってしまいました。 裁判部分の後半はなかなか面白かったけど。 ちょっと話が壮大過ぎてテーマが絞れてない感じもしました。 医療過誤がテーマなのか医療裁判がテーマなのか、新しい老人医療がテーマなのか 別々に3冊書いた方が良かったような気がしたりして・・・。 あとどの登場人物にもいまいち感情移入出来なかったのが残念。 特に元新聞記者の松野さんはあまり好感がもてず、これが この話に入り込めなかった要因かもしれません。 あといらない要素も多かったかな。 恋愛部分とか、麻酔の先生の某とか・・・・。 私的にはあまり必要なかったです。 そういうのがなくても十分楽しめたのではないかなあと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月08日 23時13分37秒
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