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カテゴリ:愛読書
まじめなわたしの不まじめな愛情 285.まじめなわたしの不まじめな愛情 笑うなら笑ってください。三十代も後半で、なんの取り柄もない私に突然舞い降りた幸運な出会い。著名なCMディレクターから、映画の脚本を書いてくれないかと言われた。ルックスが良くて情熱的な彼の依頼に有頂天になる私。あっという間に恋に落ち彼と同棲を始めるが、それは地獄への入り口だった。彼は、薬物依存症でDVだった。クスリに溺れた男に暴力をふるわれながら、次第に常軌を逸していく私。そんなとき、別の女が現れ濃密な彼との恋愛にヒビが入り始めて…。人には見せられない感情を、隠すことなく正面から紡ぎだす。 「共依存」がテーマになってます。 時々駄目な男の人から離れられない女の人がドラマに出てきますよね。 あれがいわゆる「共依存」 この人は私がいなくちゃ駄目なのって言いながら自分も相手を必要としている状態。 私自身は薬物中毒の患者さんは少しばかりしか知らなくて アルコール依存の患者さんは山のように見てきました。 どちらにしても幸せな顛末はなかなか迎えられません。 家族から見放されてしまった人も少なくありません。 依存を脱するということは本当に容易なことではないのです。 病院にいる間はやめられても、退院すると同じことの繰り返しになってしまう 人が多くて・・・・。 やめるということはものすごく覚悟と努力が必要なのです。 やめられない人はじょじょに身体が蝕まれ、アルコールの人は肝臓を悪くし そこから肝性脳症になったり、薬物中毒の人は廃人のようになってしまったり。 あの姿を見たらたぶん、クスリに軽はずみで手を出したりしないと 思うんだけどなあ・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月15日 18時11分53秒
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