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カテゴリ:愛読書
エンブリオ 295.エンブリオ 九州の小さな海岸の町。贅沢な施設と高度な医療で知られるサンビーチ病院。不妊夫婦に福音をもたらし患者たちに「神の手」と慕われる院長の産婦人科医、岸川卓也のもう一つの顔。男性の妊娠、人工子宮、胎児からの臓器移植…。生殖医療の無法地帯に君臨する医師の狂気の華がひらくとき。 うーん・・・・・・。 現役のドクターが書いている小説なんだけど限りなくファンタジーですね。 前半はあまりにも現実とは違う世界にちょっとついていけないというか 何かむなしさを感じてなかなかページが進みませんでした。 ところどころ、すごく不妊治療に関して的を得た部分もあり、 現実とファンタジーが混じった感じでパラレルワールドみたいな感覚を持ちました。 でも人工授精と体外受精の記載がちょっと間違っていたりしたところが ちょっと気になったかな・・・・。 あと、これを読んで人工授精や体外受精に嫌悪感を持ったり 誤解されなければいいなあとちょっと危惧。 もっと中絶に関しての危険性などを訴えてほしかったなあ・・・。 中絶歓迎みたいな雰囲気だったから・・・。 小説で嘘だと解っていてもドクターが「着床率は90%です」なんて 言われたらその病院行きたいなって思いますよ・・・(´ヘ`;)ハァ どの人もこの人も簡単に妊娠するなあ・・・小説の中では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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