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カテゴリ:愛読書
モノレールねこ 309.モノレールねこ 時をこえて届くあの頃からの贈りもの。儚いけれど、揺るぎない―「家族」という絆。デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情(「モノレールねこ」)。夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)。家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)。私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)。ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)。会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)。 加納朋子さんの作品を初めて読みました。 正直に言うと装丁を見て読むことを決めました(^^ゞ 他の方の感想を読むと加納さんらしいハートフルな作品とのこと。 家族の絆や再生がテーマになっている作品が多く、また愛する命が突然 この世からいなくなった時どうやってそれを受け入れていくのかが少し不思議な タッチででも優しい雰囲気で描かれています。 表題作の「モノレールねこ」はベタと言えばベタな展開なんだけど 猫好きな私は「ちょっとマッター、そりゃないよ」と思いました。 動物ものだと涙腺緩くなる私・・・。 個人的に気に入ったのは「マイ・フーリッシュ・アンクル」かな。 あと「バルタン最期の日」 ざりがにが主人公の小説、初めて読みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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