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カテゴリ:愛読書
鼻 320.鼻 人間たちは、テングとブタに二分されている。鼻を持つテングはブタに迫害され、殺され続けている。外科医の「私」は、テングたちを救うべく、違法とされるブタへの転換手術を決意する。一方、自己臭症に悩む刑事の「俺」は、二人の少女の行方不明事件を捜査している。そのさなか、因縁の男と再会することになるが…。日本ホラー小説大賞短編賞受賞作「鼻」他二編を収録。 表題作「鼻」の他に「暴落」と「受難」という作品が収められてます。 「暴落」は自分に株価がついているという話し。 主人公の男の人、全然好きになれない(それも著者の方が狙ってるのだと思う) 「受難」はとっても不条理なお話。 非日常でありながらどこか現実にありそうで、怖いなあって思いました。 「鼻」は二つの話が並行して進みます。 3作品とも後味が何とも悪く読後感も良くないのですが、上手いなって思いました。 物語にぐいぐいと引きよせられてしまうので・・・。 後味悪いけど今後も読んでしまいそう・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月23日 22時14分34秒
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