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カテゴリ:愛読書
ぼくは落ち着きがない 327.ぼくは落ち着きがない 青春小説の金字塔、島田雅彦『僕は模造人間』(86年)、山田詠美『ぼくは勉強ができない』(93年)。偉大なる二作に(勝手に)つづく、00年代の『ぼくは~』シリーズとも言うべき最新作!「本が好き!」連載中に大江賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生。 そういえば青春時代に山田詠美さんの「ぼくは勉強ができない」読みましたw このお話確かに落ち着きがない。 とりとめない、図書部のみんなのありふれた毎日を描いてます。 いいなあ、こういう普通の青春。 羨ましいわ~、私の10代は「正しく無為に」過ごせなかったから。 軽いタッチで描かれてるけど主人公望美の本や図書館に対するスタンスが とても好きでそこは自分の10代の頃をちょっぴり思い出します。 私も入りたかったなあ、図書部。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月30日 15時17分42秒
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