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カテゴリ:愛読書
退出ゲーム 7.退出ゲーム 穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版 4編の連作短編ミステリです。 爽やかな青春ミステリなので安心して読めます。 個性の強い登場人物たちと、テンポの良い健全で明るい会話。 弱小吹奏楽部の廃部の危機を救うためチカとハルタが奮闘します。 ただ楽しいだけじゃなくさらりと社会問題も絡めていてピリリと 引き締まった感じになっていてそれがまた物語に引き込まれていく要因でもあるかな。 さらりと読めてちょっとラノベっぽさもあるのですがなかなか楽しめました。 1年生の1年間のことが書かれてるのでこの先がとても気になります。 彼らの2年生、3年生の姿も読みたいな。 私は4編のうち特に表題作の「退出ゲーム」が好きでした。 演劇部も個性が強くて名越君はとってもお気に入りです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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