|
カテゴリ:愛読書
34.天使の歩廊 時は明治・大正の御世。孤独な建築家・笠井泉二は、依頼者が望んだ以上の建物を造る不思議な力を持っていた。老子爵夫人には亡き夫と過ごせる部屋を、へんくつな探偵作家には永遠に住める家を。そこに一歩足を踏み入れた者はみな、建物がまとう異様な空気に戸惑いながら酔いしれていく…。日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。 依頼主の心が求めている建物を形にする建築家の物語。 その建物はどれも依頼主にとっては最高の建物なのだけれど 周りから観ると悲哀を感じたり一風変わった存在になってしまう。 依頼主の心が求める建物を形にする不思議な能力は一体どうやって 身につけたのか・・・・。 孤高の建築家の物語です。 その建物をイメージするのがとても楽しかったです。 実際に観てみたい気もします。 明治・大正の時代の雰囲気が何とも言えず良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月29日 18時38分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[愛読書] カテゴリの最新記事
|