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カテゴリ:愛読書
七つの海を照らす星 37.七つの海を照らす星 様々な事情から、家庭では暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設「七海学園」。ここでは「学園七不思議」と称される怪異が生徒たちの間で言い伝えられ、今でも学園で起きる新たな事件に不可思議な謎を投げかけていた。孤独な少女の心を支える“死から蘇った先輩”。非常階段の行き止まりから、夏の幻のように消えた新入生。女の子が六人揃うと、いるはずのない“七人目”が囁く暗闇のトンネル…七人の少女をめぐるそれぞれの謎は、“真実”の糸によってつながり、美しい円環を描いて、希望の物語となる。 児童養護施設が舞台というのはとても面白いなあと思ったのですが それがどうも生かしきれていないような気がしてそこが残念。 日常ミステリは好きな分野だけど途中ちょっとワンパターンかなあという気も。 全ては最終章につながる布石ではあるんだけれどもね・・・。 それももうちょっとなんとかしたら全体的にもっと良い感じになりそうなんだけどなあ。 全編にわたって流れている優しい雰囲気は独特でとても素敵な書き手さんだと 思いますのでこれからの作品に期待したいと思います。 ミステリじゃない作品の方が読んでみたいかも・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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