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カテゴリ:愛読書
深川にゃんにゃん横丁 38.深川にゃんにゃん横丁 お江戸深川、長屋が並ぶ「にゃんにゃん横丁」は、その名の通り近所の猫の通り道。のんびり暮らす猫たちを横目に、雇われ大家の徳兵衛は、今日も店子たちの世話に大忙し。けれども無病息災、茶でも飲みつつ猫に煮干をやれるなら、こんな日々も悪くない―下町長屋の人々をあたたかく描き出す、待望の連作集。 人情溢れる江戸の長屋には猫が呑気ににゃあとなく風景がよく似合う。 特別大きな事件もなく、貧しいながらも楽しく生き生きと暮らす日々。 道ばたでは猫がごろごろと鳴いている。 心優しくちょっとだけおせっかいな長屋の人たちが猫との交流を交えながら 日々生きている姿が描かれています。 とてもほっとできるお話でした。 しゃばけシリーズでもお馴染みの柴田ゆうさんの装画がこれまたいいです。 にゃんこが可愛い(。-_-。)ポッ それと今年の39冊目は工藤直子さんの『ねこはしる』 こちらは連作詩のような作品で本が苦手な方にもおすすめ。 猫らしくないことに悩んでいる仔猫のランと魚の友情をメインに それを見守る草原や空や池や沢山の生き物が出逢いと別れを繰り返す キラキラとした光の息に包まれた物語。 ラストは涙がこぼれてしまいました。 とても切ないのだけれどとても力強くてとても暖かくて お子さんにも大人のかたにもおすすめの一冊です。 残念ながら楽天では販売はないようです。 ものすごくイメージが思い浮かぶので絵本で読んだら ステキだろうなあと思ったら紙芝居が出ているようです。 こちらも見てみたいなあ・・・・。 沢山の子供達に是非紙芝居で見てほしいなと思いました。 こどもに贈る本 こちらの本にも『ねこはしる」が紹介されているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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