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カテゴリ:愛読書
恋文の技術 115.恋文の技術 京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ─。 とっても楽しい書簡小説。 主人公の男子学院生がひたすら手紙を書いてます。 小ネタが多くて森見作品を読んだことがある方はなお楽しめるようになってます。 特に「夜は短し歩けよ乙女」は読んでおいたほうが楽しめるかなあ~。 装丁もとってもキュートだけど、内容もなかなかキュート。 馬鹿馬鹿しいんだけど言葉遊びが上手くてつい手紙に引き込まれます。 相手から来た手紙がどんな内容だったのか想像するのがまた楽しく 自分も机上の妄想世界へと・・・・・。 それにしてもこれは書簡小説なのかおっぱい小説なのか(笑) これほどおっぱいが連呼される小説読んだことありません。 決していやらしい訳ではありません。 「おっぱいがいっぱい」を歌いたくなる微笑ましさです。 でも最後はちょっとほろりとさせられちゃう辺りが上手いですよね。 思わずぷぷっと笑ってしまう場面多数なので、電車なので読むときは 気をつけた方が良いと思われます。 私は家で読んでましたが旦那様に「不気味だ~」と言われました(^^ゞ 読後感もとても爽やか♪ 素敵な時間を過ごせました(*^_^*) それにしてもやっぱり京都は片想いが似合う街ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月03日 10時31分42秒
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