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カテゴリ:愛読書
120.1Q84 1&2 書評なんぞは評論家の方にまかせておいて、内容は是非読んで確かめてもらいたい。 感想はそれぞれいろいろとあるでしょうが、何かしら受け取るものはあると思う。 私は物語の世界のどっぷり浸かり、その素晴らしさを堪能しました。 今はまだその余韻の中・・・。 時間をおいてまた読み返してみたいと思います。 私が村上春樹さんの本を初めて読んだのは高校生の時。 国語の先生がものすごいハルキストで授業の中でも村上春樹さんの作品の 素晴らしさについて情熱的に語ってくれて 当時から読書が好きだった私はその謀略にはまり初めて読んだのが「ノルウェイの森」 あの作品に出逢ったときの衝撃はものすごかったなあ・・・。 高校生という多感な時期に「ノルウェイの森」を読めたのは 本当にタイミングぴったりな出逢いだったと思う(ちょっと早熟な私(笑)) なので先生にはとても感謝しています。 とっても繊細な雰囲気の男の先生で30代くらいだと思うけど カツラだったりして(繊細な先生なのでそのことについては誰も触れない) でも先生の授業は現代国語が好きな私にはとっても魅力的だったなあ。 テストの時に裏とかあいてるところに詩とか書いておくと こっそり加点してくれて感想を書いてくれたりするユーモアのある先生でした。 就職してから一度だけ私が働いてた病棟に患者さんのお見舞いに来てて ちらっと偶然会ったけどそれっきり・・・。 女子校だったせいもあったのかどの生徒とも同じ距離で付き合う先生だったから 特に誰と親しいって訳でもなくちょっとミステリアスでそれこそ 小説の主人公になりそうな先生だったなあ・・・ っていうことを村上春樹さんの新作を読む度に思い出します。 あの先生も読んでらっしゃるのかなあって・・・。 今だったら先生と村上春樹さんの作品について語り合えるのになあって。 語りあってみたいなあ・・・って。 とにかく毎度村上春樹さんの作品は賛否両論盛り上がりますが そんなことは関係なく私の心の中にはもう私だけの「1Q84」が存在しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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