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カテゴリ:愛読書
骨の記憶 129.骨の記憶 没落した東北の旧家の嫁のもとに届いた宅配便は51年前に失踪した父の頭蓋骨だった。差出人は、中学卒業後、集団就職で町を出てその翌年に火事に遭って死んだはずの同級生。いったい誰が、何のために―。隠されていた過去が、昭和の記憶とともに今、明らかになる。人生の光と影を余すところなく描いた力作長篇。 ザ・昭和って感じの昭和の匂いがぷんぷんと漂う大作になってます。 主人公一郎の執念は凄いです。 この執念すら昭和の人だなあって思ってしまうなあ。 長い物語ですが一気に読めました。 多喜子さんは可哀想だったなあ・・・。 多喜子さんがいてくれたらこんな風にならなかったのに・・・。 人間それぞれ価値観があるわけでお金だけ沢山持ってても それを幸せと感じられないのも空しいですね・・・。 手に入らないものほど欲しくなるのもしょうがないんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月21日 19時51分29秒
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