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ちびえみ。

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2009年06月20日
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カテゴリ:愛読書

骨の記憶

129.骨の記憶

没落した東北の旧家の嫁のもとに届いた宅配便は51年前に失踪した父の頭蓋骨だった。差出人は、中学卒業後、集団就職で町を出てその翌年に火事に遭って死んだはずの同級生。いったい誰が、何のために―。隠されていた過去が、昭和の記憶とともに今、明らかになる。人生の光と影を余すところなく描いた力作長篇。

ザ・昭和って感じの昭和の匂いがぷんぷんと漂う大作になってます。
主人公一郎の執念は凄いです。
この執念すら昭和の人だなあって思ってしまうなあ。
長い物語ですが一気に読めました。
多喜子さんは可哀想だったなあ・・・。
多喜子さんがいてくれたらこんな風にならなかったのに・・・。
人間それぞれ価値観があるわけでお金だけ沢山持ってても
それを幸せと感じられないのも空しいですね・・・。
手に入らないものほど欲しくなるのもしょうがないんだけど。





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最終更新日  2009年06月21日 19時51分29秒
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