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カテゴリ:愛読書
【重版予約】 今日の風、なに色? 131.今日の風、なに色? 第1章 音楽の天使が微笑んだ日(ピティナ・ピアノコンペティション/金賞はあの子のもの、とささやき声が ほか)/第2章 伸行誕生、運命の宣告(コウノトリがやってきた/私の子どもだけが眠ったまま ほか)/第3章 音楽の花が開きはじめた(六カ月~三歳)(音楽をやらせるといいかもしれませんね/生活のなかの「音」への鋭敏な反応 ほか)/第4章 人々の喝采が喜びに(三歳半~六歳)(オルガンを弾いてとけこんだ保育園生活/ハーモニカ、琴、バイオリン…広がる音楽への興味 ほか)/第5章 演奏家へのステップ・バイ・ステップ(七歳~)(ついに、プロの演奏家への道を一歩踏み出す/全日本盲学生音楽コンクールで一位に! ほか) 巷で話題の辻井伸行さんのお母さんが書かれた本です。 産まれた時から、10歳までの成長記録になっています。 元気に産まれたと思った我が子の目が開かないことを不安に思う日々。 先天性の全盲であることを知ったときの絶望感。 とまどうばかりの育児。 そんな中、音に敏感に反応しおもちゃのピアノを楽しそうに弾く我が子の新たな発見。 障害者の子を育てるということよりも、我が子の個性を大事にしようとする 母親の姿がとても真摯で胸を打たれます。 描ききれない苦しみや悩みも沢山あったと思います。 想像以上の大変さだと思う。 でも決して卑屈になることなく伸行さんの素晴らしい才能を伸ばそうとした お母さんの存在があの素敵な音色を作っているのだなあと思いました。 辻井さんのピアノの音色って本当に澄んでいて素直な音なんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月25日 17時39分50秒
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