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カテゴリ:愛読書
六月の夜と昼のあわいに 142.六月の夜と昼のあわいに よび覚まされる記憶、あふれ出る感情、たち上がる論理。言葉によって喚起される、人間のいとなみ。ミステリー、SF、私小説、ファンタジー、ルポルタージュ…あらゆる小説の形式と、恩田作品のエッセンスが味わえる「夢十夜」的小説集。フランス文学者・杉本秀太郎による詩、俳句、短歌に秘められた謎と、希代の新鋭画家による十のイメージに誘われた、摩訶不思議な十の作品世界。 恋はみずいろ/唐草模様/Y字路の事件/約束の地/酒肆ローレライ/窯変・田久保順子/夜を遡る/翳りゆく部屋/コンパートメントにて/Interchange うーん、本当に芸術的な作品。 10編の短編集なのですが、画家さんと杉本さんの詩とのコラボってことです。 いろんな作品が入ってるんだけど、不思議な物語が多いかな。 ただあまりに芸術的な雰囲気が強すぎてなんとなく焦点がぼやけている印象も。 10編の中で好きなのは「Y字路の事件」かな。 「恋はみずいろ」はその世代の人なら楽しめそう。 読んでる間ずっと音楽が頭の中を駆け回ります。 「翳りゆく部屋」で思い出すのはユーミンの曲。 あの曲、怖くて・・・・。 世にも奇妙な物語のせいだったりもするんだけど(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月19日 12時35分18秒
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