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カテゴリ:愛読書
ホルモー六景 145.ホルモー六景 このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。このごろ都にはやるもの。元カレ、合コン、古長持。祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、若者たちは恋謳い、魑魅魍魎は天翔る。京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。 ホルモーって京都だけじゃなかったんだ~って驚愕の事実を知った一冊(笑) 「鴨川ホルモー」の続編というか、裏話的な短編集。 やっぱり京都の街並みには片想いがよく似合う。 楠木さんはやっぱりいい感じですね~(*^_^*) それにしても会話が楽しくて気軽に読めて楽ちんなところがいい。 ラノベっぽい雰囲気ではあるけれど(^^ゞ 「夢想花アタッキング」はかなりツボ。 私は夢想花が流行した頃を知らないんだけど、何故か小学校のお昼の校内放送で よくかかっていたので。 初めて聞いた時にはそりゃあびっくりしたもんです。 若い人は知らないんだろうけど本当にレコードの針が飛んだような曲でしたね(笑) もっちゃんの「檸檬」も読みたくなってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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