|
カテゴリ:愛読書
風の中のマリア 165.風の中のマリア 「女だけの帝国」が誇る最強のハンター。その名はマリア。彼女の身体はそのすべてが戦いのために作られた。堅固な鎧をまとい、疾風のように飛ぶ。無尽蔵のスタミナを誇り、鋭い牙であらゆる虫を噛み砕く。恋もせず、母となる喜びにも背を向け、妹たちのためにひたすら狩りを続ける自然界最強のハタラキバチ。切ないまでに短く激しい命が尽きるとき、マリアはなにを見るのか。 スズメバチというとどうしても「みなしごハッチ」の悪役のイメージが 子供心に強い印象として残ってます。 同時にスズメバチは怖いから気をつけようって教訓も知らないうちに 得ていたのかな~。 でもアニメの襲ってくるスズメバチって悪いおじさんみたいな印象なんだよなあ。 この物語はオオスズメバチの働き蜂マリアが主人公。 産まれてすぐ本能の赴くままハンターとして生きます。 30日という短い命の期間を精一杯生きるマリア。 蜂の生態がすごく解りやすくてドキュメンタリー番組を見ているみたいな印象。 なのでものすごく物語にのめり込むというよりは冷静に読むって感じでした。 虫が苦手なのでちょっと苦手な場面もあったけど。 いろいろな虫とマリアが語り合う場面はどうしても頭に 「みなしごハッチ」的な映像が浮かんでしまいました(^^ゞ この物語ってたぶん中・高生くらいに読んでおくのがいいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月14日 17時39分26秒
コメント(0) | コメントを書く
[愛読書] カテゴリの最新記事
|