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カテゴリ:愛読書
ゆめつげ 170.ゆめつげ 江戸は上野の端にある小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶ出かけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がりに転がって…。ちゃんと迷子の行方は知れるのか!?そして、果たして無事に帰れるのか!?大江戸・不思議・騒動記。 畠中さんの本でまだ読んでないのが数冊あるなあと思い読んでみました。 今まで読んだものとはちょっと雰囲気が違う感じでしたね。 弓月のキャラクターは結構好きな感じだったけど・・・。 「夢告」の能力はあまり欲しくないなあ・・・・。 一人息子の行方を占う物語は結末がなんだかちょっと切なかったです。 子供が欲しくても出来ないっていうのは本当に身にしみるのでね・・・・。 江戸から明治への過渡期っていう時代設定はなかなか面白かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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