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テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:愛読書
2月は18冊の本を読みました。
その中で面白かったのはこちら この時代を真摯に真っ直ぐに生きる人々に胸を打たれ何度も目頭が熱くなりました。 普段何気なく流れている川や食べているお米や飲んでいる水のありがたさを しみじみと感じる一冊。 多くの人に読んでもらいたいです。 そして上・下巻とも装画が物語にとても合っていて素晴らしい。 私の家では何も起こらない ゴシックホラーのような雰囲気で怖さや残虐さよりも もの悲しく美しく少しだけ滑稽なそんな印象を受けました。 映像にすればきっとかなりグロテスクなんでしょうが 文章にすると美しく感じられるところが恩田さんらしく素敵なところ。 真新しさはないですが安心して読める感じで最近の恩田さんの 作品の中では解りやすいのではないかなあと思います。 装丁もぴったりですね。 かのこちゃんとマドレーヌ夫人 今月読んだ中で一番好きな作品。 とってもキュートなほのぼのファンタジー。 読んでいると自然とにっこりしちゃいます。 かのこちゃんとすずちゃんはとっても可愛くて友情物語も素敵だったし マドレーヌ夫人と玄三郎さんの種と年齢を超えた夫婦愛もとても素敵でした。 かのこちゃんのお父さんはあの人なのかな?なんて楽しみもあり。 童心に返って鼻てふてふがしたくなります(笑) 装丁も好きでござる♪ 猫好きさんならさらにおすすめです。 児童書扱いのようですが大人でも十二分に楽しめます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月04日 10時35分23秒
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