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カテゴリ:ちびら
術前検査の日。
ももきちが 家にいる日なので 実家から 両親が来る。 が。 来たとたん 怒涛のダメ出し 連発。 朝起きたら こどもの着るものくらい 用意しとけだぁ? 子どもは 自分の着るもんくらい 自分で出します! 着替えだって 自分でできます! 乳製品以外にたんぱく質を取れ。 ソーセージは魚肉にしろ。 ドレッシングは1滴でいい。 野菜ジュースは果物が入ってるからあかん。 そのくせ、朝はりんごを食え。 一通り終わると 暑いから 暖房を消せ。設定温度は20度にしろ。 とにかく 腹立つ。 --- あ、検査(^^; スムーズに終わったんですが、血液検査で ちょっとゴタゴタ。 前回 泣かずに 自分から腕出して採血できたので、油断しておりました。 本人、前回のことを 全部忘れてました(がーん) 検査技師さんたち、騙して 腕を出させて そのまま押さえつけようという作戦に出たのですが。 大勢の待ってる患者さんたちの前でちびらに「うそつき!」呼ばわりされてました(^^; 背後から聞こえる失笑の声… ちびらが 病院の人たちを信用しなくなると 後々とても面倒なことになるので。 離乳食の頃から薬をおやつに混ぜると 普通のご飯やおやつを警戒して食べなくなったりする。。。 少しだけちびらの説明をして「強制すると逆効果なんです」と話をして 説得のために外に出ました。 ちびらは 神様に50回も「みみがなおりますように」ってお願いするくらい ちゃんと治したいと思ってる。それには手術が必要なこともわかってる。 採血が必要なこともわかるけど、避けて通れるなら避けたい。 そして、採血してくれる人たちを”ただのオバチャン”だと思ってるせいで 信用していない。 そこで。 ・なぜ採血が必要なのか? ・神頼みだけでは 病気は治らない。 ・採血のしくみ。血管に針のストローを刺してチューチュー吸うということ。紙を丸めて実演。 ・痛いしくみ。血管もストローなので針が血管に当たって突き破ったりすると痛い。動かなければ 痛くない。 ・採血というのは 難しいテストを受けて合格しないとできない仕事。お父さんもお母さんも合格してないからできないけど、あの人たちはプロなんだということ。 最後に。 このまま ぐずぐず言ってると お昼ごはんは 家でかぼちゃの煮物になるよ(-- と。 今日は おばあちゃんがいるからね。絶対食べさせられるよ(-- 早く終わったら給食に間に合うから 学校で食べられるよ(--)悪魔のささやき。天使のささやき。 これが 一番効いたように思う(笑) おかーさんは あんたがちゃんとできるって知ってるよ。 だって、前はすっごくかっこよくできたんだから。 最後は 自ら 予約票を渡して「お願いします」ってできたんです。 血管が細いので ちょっと出るのに時間がかかり、ポロポロ泣いてたけど アンプル4本分。最後針を抜くまで 動かず、声も出さず 耐えることができました♪♪ よく頑張ったね。 周りの患者さんたちも ほほえましく 見守って下さいました。 ありがとうございます。お騒がせしました。。。 最初技師さんたちが 騙して押さえつけようとしたのは、きっと普通の子なら そうやって上手くいくことが多いからなんだと思う。 でも きっと 多くの子が ちびらみたいに説明すれば 納得して受けられるはずなんだとも思う。(もちろんそれでもだめで ベッドに縛り付けて採血しないといけない場合もあるけど) ちびらの子育ては 決して特別なことをしてるんじゃない。ちびらの性格や特徴に応じた対応や作戦を 考えてやってるだけのこと。 それは 他の普通の子の子育てでも同じことだと思う。 納得さえできれば ちゃんと乗り越えられる力はある。 それが わかってたから。今回は この対応でよかったと。 うん。よかった。 帰宅して 母に報告。 「そんなん 押さえて無理やりやるんや!」 絶対、コイツのような母にはならないと 会うたびに思う。 いい歳になって 未だ母に対する素直な感謝の気持ちが沸いてこない。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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