突然の訃報
12月16日の夜、突然実家の父から電話があった。「おじいちゃんが亡くなったから・・・」具合が悪くなって入院したのが15日だった。血圧が下がっているとは聞いていたものの、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思わなかった。お見舞いに行こうと思っていた矢先の出来事。生後二ヶ月のももとりりを連れての遠出は無理なので、告別式だけ日帰りで行くことにした。本当は一泊してお通夜にも出たいけど、二人の世話のこと、おっぱいのことを考えると泊まりはきつい。18日の早朝、6時に家を出発。梅田から鳴門池田方面行きの高速バスにのるはずが・・・積雪のため運休。ニュースも見ずに出てきた私も悪いが、どうしても今日帰りたい。乗り場の受付の人に何度も「何時動き出すのか」聞きに行った。ぎりぎりにならないと決まらないらしい。池田方面行きは午前中全便運休。徳島行きが運行再開するのを待った。10時過ぎになって、11時30分発の徳島行きから運行が決まり、あわてて乗車券を購入。最後の1枚だった。1時30分からの告別式には間に合わず、2時半出棺と聞いていたので、妹と連絡を取りながら、直接、斎場へ行った。私が到着してすぐに親族が到着。おじいちゃんの最期の顔だけ見ることができた。間に合ってよかった。無理して帰ってきてよかった。享年91歳。ほとんど最後まで家で過ごせたのはおじいちゃんにとってはよかったのかもしれない。頑固で病院は好きじゃなかったから。ダンナの祖父も6月に亡くなった。そして私の祖父も。ももとりりは二人の生まれ変わりかもしれないね・・・ダンナはそう言った。二人ともひ孫の顔を見せてあげられなかった。でも、元気に育っているから安心してほしい。天国のおじいちゃんたちが見守ってくれていると思う。