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カテゴリ:わたしのこと・つぶやき
ウチの娘が登校中に突然倒れたのは中学二年の5月の終わりでした。
病院で検査(貧血)、検査(てんかん)、検査(メニエール)・・脳波や脳のMRIもとりました。 親子で病気だと思ってたし、治れば終わりだと思ってました。 なかなか原因がわからず、7月に入るころやっと病名がつきました。 「起立性調節障害(OD)」 私はネットなどで治療法や生活改善の方法を読みあさり・・ その中に「この病気の子どもの3割は不登校になります」(うろ覚え)と書いてありました。 娘はその3割のなかのひとりでした。 今思えば、心のSOSのひとつとしてODの症状がでていたのかもしれません。 いつも青白い顔をして、しょっちゅうめまいを起こして脳貧血で倒れていました。 でも・・朝は起きられたのです。 ODの子の特徴である「朝起きられない」は皆無でした。 夜は10時には眠り、朝は8時前に起きてくる。 朝ご飯を食べて、ゆっくりパソコンやゲームで過ごす。 不登校の子の特徴である「昼夜逆転」もなし。 あいあいのK先生の所に診察に行った時(娘は直前に待合室から逃亡)も、普段の様子を話すと・・ 先生に「昼間に起きているとつらいから、昼夜逆転する子が多いんですけどね」と言われたのを覚えています。 どの特徴にもあてはまらない娘。 その時感じた動揺。 そうです。 私は「普通」の不登校でないことに不安を感じたのでした。 変ですよね~~~~~ 私の無意識ちゃんは、病気や不登校にまで「普通」を求めていたのです。 ODなんだから朝は起きられないはず、不登校なんだから昼夜逆転するはず。 きっと不安を解消するために、それぞれのモデルケースにあてはめて安心したかったのでしょう。 そうすれば「治療」や「対応」ができるから。 100人いれば100通り。 これがわからなかったんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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