けせらせら

勉強するために行くんじゃないんだよ

『我慢』を覚えるために行くんだよ



以前、なんかのテレビ番組で誰かが言ってた言葉です。

出演者のみなさんは「ほほぉ～」と感心してました。



しか～し、それって変じゃない？

確かに『一理』はあると思うけど、一理だけね。

学校って苦行の場なのか？

そこに行ってる子ども達は「苦しいけどこれが学校というものだ」と、苦しさを理論で正当化しているんだろうな。

そして、そこから逃げる決断をした子どもを「ずるい」と思う。

「私は我慢してるのにあの子はずるい」

同じ思いをしている仲間だとは思わない。

一緒に「つらいよね」とは言わない。



実は、娘が学校に復帰し始めた時

クラスメートからそう言われました。

「学校は我慢するところ。自分だけ逃げてずるい」

娘はまだ怒ってます。

きっとずっと怒ってる。

でも、それもよし。




でも、母は何となくわかる。

心が自分のつらさでいっぱいになったら他人の分まで入らない。

みんなつらい。

娘が学校に行ってなかった時、用事があって学校に行くと（成績のお呼び出しとか～）

学校ご自慢の中庭に生徒達がいっぱいいて

色んな子がいて

なんだかみんな可愛かった、いじらしかった。

きっと彼女たちの「がんばってます」オーラがおばさんの母性を刺激したんだろう。



でもさ～、学校行ってない（当然テストも受けてない）子の成績が悪かったからって

他のお嬢さん達と一緒に呼び出すってどうよ～

みんな親子で（親子呼び出しだった）神妙にしてて。

これから頑張って勉強してくださいねって言うお説教を私も聞くのか～

しかも、こっちは当然私一人。

知らなかったから出席しちゃったけど。

次はないぜ・・と思いました。（確かになかったけど）