父と娘
えー、状況説明しますと。娘は学校のとある手続きを忘れておりまして先週締め切り。もう効力失効。はい、おしまい。・・てなことに、今夜気がつきまして大荒れに荒れました。「もう生きてる価値無い」「死んだ方がまし」自分で自分の頭叩いて・・なぐって。(さすがにとめましたが)「お母さんお父さん怒ってるでしょ?」と言うのですが・・私としては、死ぬ訳じゃないしべつにねぇ的なことでして。怒ってないよ。別にいいよ・・と言っても泣きじゃくり・・。そこへオット帰宅。さすがにこんな娘は見慣れてないのでビックリ。泣きながら語る娘の話をきいて・・「怒ってないよ。仕方ないよ」と、たんたんと言いまして・・。それでも泣きじゃくり「ごめんなさい。迷惑ばかりかけてごめんなさい」と言う娘に洋服着替えながら、手洗いしながら「泣いてるのを見るのはつらいよ」「いいから」と言い・・おかずが冷たいよーとちょっと不機嫌にご飯を食べました。娘が部屋にこもった後、ふたりでちょっと話していると「もうダメだな。学校も仕事もできないぞ、あれじゃ」「認識が甘いんだよ。親が一生懸命稼いだお金だぞ。まあ、分かってるとは思うけど」などと、めちゃくちゃ厳しい言葉・・。(がんこおやじめ・・もっと寄り添ってやれよ)・・と思いながら親は何もできないかねーと私が言っていたら。娘が踊りながら(ええ、踊りながら!)部屋から出てきて目に涙をいっぱいにためて、正座して土下座して「ほんとにごめんなさい」「私が学校にいけばすべてうまくいくのかな?」と言いました。私はもう胸が締め付けられて何も言えず。黙っているとオットが話す気配・・(この親父はさっきみたいなこと言う気かよ)・・と思った時すごくふつーの声で(どちらかと言えばやさしい)「それはどうかなぁ」「自分で考えて(答えを)見つけなよ」「でも、とじこもってないで。いろいろ動いてみなよ」私もあわてて「わからないねぇ。いろいろためしてごらん」などと口走ってしまいそれでも泣きながら「お父さんに悪い」という娘に「そういうとこがダメなんだよ」(ふつうに)「お父さんにきをつかうな」(いつもの感じで)「ばかたれ」(ふつうの口調で)と言いました。私もあわてて「そうだよ。父さんや母さんに気ぃつかわなくていいからね」などど、またもや口走り。「でもごめんなさい。それが言いたかったの。おやすみなさい」といって部屋に戻っていきました。そのあとオット少々不機嫌。なんだよ~娘に対する態度とさっきまで私に言ってたことと全然ちがうぞ~でも、どちらもオットが思っていること。(親に気を遣うより自分が何したいかだろー)言うことと言わないことを分けてるのかな。私に言う時は表現がきついのね。これって、娘に対する父親に共通するのかな。父と娘。私の知ってる、私の父からされてきたことと違うなぁ。